よっぽどのセレブな家に嫁がない限り、主婦に求められる能力、それは家事と育児、それから節約だろう。きっとどこの家でも多かれ少なかれ節約術があるはずだ。我が家は友人が多いため交際費が普通の家よりもかかる。その分、家族だけで過ごすときはものすごく倹約して暮らしているつもりだ。例えばスーパーの特売日にお肉を大量に買って冷凍保存して使ったり、そもそも費用の高いお肉の代わりに安い豆腐などで代用したりと工夫を凝らしている。お風呂もなるべく家族で続けて入って追い炊きをなるべく少なくするようにしているし、もちろんお風呂の残り湯は洗濯のときに再利用している。だけどそんな節約も、間違っていたりやりすぎたりすると、かえってお金が飛んで行ってしまう事態になってしまうから注意が必要だ。

トイレのタンクの中にペットボトルを入れて水を節約する、というのは、テレビの節約番組でみんな当たり前のようにやっていたので、私の周りでも結構実践している人が多い。だけどそのせいで、水流が少なくて何度もトイレを詰まらせてしまい、結局業者さんを呼ばないといけないくらいの被害になってしまったので、修理代の方が高くついてしまったことがあった。これ、実は意外と多いトイレトラブルなんだと、業者さんから聞いた。せっかくの毎日のコツコツとした努力だって、一瞬で台無しになってしまうなんて、あまりにももったいなさすぎる。表現が適切かわからないけれど、海老で鯛を釣るどころか、海老も鯛も逃がしてしまう事態になりかねない。

だからもし今トイレタンクの中にペットボトルを入れて節約している人がいたら、今すぐに止めることをオススメしたい。そして違うことで節約を頑張りましょう。